■ ID | 433 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 東京低地および中川低地下に分布する開析谷充填堆積物の最終氷期最盛期以降の埋積過程 |
■ 著者 | 田辺晋
(独)産業技術総合研究所 石原与四郎 福岡大学 中島礼 (独)産業技術総合研究所 宮地良典 (独)産業技術総合研究所 中西利典 (独)産業技術総合研究所 木村克己 (独)産業技術総合研究所 中山俊雄 東京都土木技術研究所 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本地質学会第111回学術大会、平成16年9月18日 |
■ 抄録・要旨 | 東京低地と中川低地における9本のオールコア堆積物、および約1万本の既存土質柱状図を対象として、当該地域における、堆積相と堆積システムの時空間的な対比をおこなった。その結果、東京都江戸川区から埼玉県三郷市にかけて分布する開析谷のより詳細な形状、そして堆積相と堆積システムの時空間的な分布が明らかになった。
中川と古東京川流系の開析谷の西縁には、T.P.-40〜-60mの埋没段丘(葛飾区西部付近)、T.P.-30〜-40mの本所埋没段丘、そしてT.P.-20〜-40mの埋没段丘(足立区西部付近)が見出された。これら埋没段丘面上と開析谷軸部の基底には層厚10m以下の明瞭な礫層が認定できた。下総層群に相当する中・上部更新統は、各層厚が10mの砂層と泥層の互層から構成されていることが多く、沖積層と比べ岩相の連続性がよいことが判明した。 |
■ キーワード | 東京低地、中川低地、沖積低地、ボーリングコア、堆積相解析 |
| 一覧に戻る |